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<< 秋田 「秘湯 鶴の湯」 | main | 捕鯨船「日新丸」---捕鯨問題 その1 >>

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各国の見解の違いーー捕鯨船「日新丸」火災にあう

新聞をよんでいたまーくんから日本の捕鯨船が火災に遭い、ニュージーランドの沖合で停滞しているというニュースを聞いた。
停滞している場所というのが、ぺンギン集団繁殖地からちょうど175kmがある場所で、ニュージーランドを始めとする数各国が、1,000トンの重油を積む捕鯨船「日新丸」からの重油流出による環境破壊を懸念しており、日本政府に捕鯨船の移動を求めているという物である。
http://tvnz.co.nz/view/page/411366/1001984

なぜ日本政府は船を移動しないのか?そもそもなぜ、絶滅危惧種になっている鯨を捕獲し食しているのか?私がその事についてどう思うのか?また、日本国内のニュースではどのように報じられているのか興味がある、と。

まず、ニュースにおいて、日本のニュースを覗いてみると、「火災により乗組員が1人死亡。海上での悲劇」のような内容の物が多い。重油による環境破壊の危険性や、世界最大のペンギンの繁殖地が近いということに触れられている記事はほとんどなかった。
http://www.news24.jp/77495.html

国外のニュースにおいては「日本の捕鯨船が火災にあい、環境破壊が懸念されており、ニュージーランド政府は船の移動を求めるが日本政府は受け入れず」といった感じである。


まずその違いに驚いた。国によって見解が違うというのは、政治が関わってくるため当然ではあるのだろうけれど。


記事から推測するに、日本政府の考えとしては、重油漏れの危険はなく、「日新丸」は修理が完了次第、捕鯨を続けたいが為に船を動かしたくないようだ。事なかれ主義の日本らしい。

しかし、ニュージーランドをはじめとする数各国は、重油漏れの危険性があるのであれば、最悪の事態を回避するためにすぐにでも船を動かすべき。日本が船を動かしたくなければ、手伝いをする、というもの。


そもそも鯨の捕獲って法律的に認められているのだろうか?というのが私の最初の疑問。 次に、鯨の肉は現在も日本の一般市民に食されているのか?という疑問。
私が小学生の頃は、給食にまででていた鯨の肉。でも最近はめっきり見かけない。小学生高学年の頃、鯨は捕るのも食べるのも禁止されたという噂を聞いたがあれは何だったのだろう?などといろんな思いが巡る。


この件についてはもうちょっと突き詰めて考えて行きたいところだ。
いろいろしらべているものの、資料がまとめきれないので、まずはいろんなサイトを紹介。


エスペランサ号クルー野田沙京のブログ
(エスペランサ号は現在「日新丸」の救助支援活動中)
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato


くじらワゴン
(グリーンピースというNPO環境保護団体の日本語サイト)
http://www.whalelove.org
このグリーンピースという団体、捕鯨に反対しているのかと思いきや、鯨の肉を食べているシーンをテレビで放映。会員からの反発を受ける。この団体のブログの書き込みによると、彼らは捕鯨にまっこうから反対している訳ではなく、捕鯨という日本の伝統と、絶滅危惧種にされている鯨を今もなお、日本が捕獲しつづけていることについて、日本人として考えてほしいというもの。


クジラを食べてみた
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/oceans/whale/sato/daylist_html?year=2007&month=2&day=9

捕鯨船「日新丸」に関するニュース
http://www.news.com.au/story/0,23599,21263102-1702,00.html# http://www.signonsandiego.com/news/world/20070223-0348-antarctica-crippledwhaler.html http://tvnz.co.nz/view/page/411366/1001984

at 03:27, knk, 捕鯨問題

comments(4), -

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comment
迷い人, 2007/02/26 12:42 PM

突然失礼します。エントリー拝読。
わたしも捕鯨の是非について考えている者です。
勝手ながら自分の思ったことをコメントさせてください。
ご迷惑であれば削除していただいて構いません。

日本側の報道に対する姿勢はお粗末だと思います。
その上で。

現場に一番近くにいる当事者たちと
直接連絡を取り合っている鯨類研究所は、
当初から以下のようにリリースを英文で出しています。
「重油漏れの危険無し」「自力運行可能か調査・修理中」
「燃料補給用のタンカーが真横にあるので、
万が一、自力運行が無理でも、その船で曳いて移動可能」

http://icrwhale.org/News.htm

もちろん、日本・鯨類研究所側の発表は鵜呑みに出来ませんが

「環境汚染が懸念される」との海外、
とくに反捕鯨の立場にある国の報道は
なんらかの具体的な調査に基づく報道ではなく
捕鯨船団を監視しているグリーンピースからの
“外から眺めての”推測情報を元にしています。
たとえば、船舶技術や海難事故の専門家による
コメントすら掲載されていません。


> 鯨は捕るのも食べるのも禁止されたという
正確には、「モラトリアム」といって禁止ではなく休止です。
それは今から「25年前」のことです。
クジラの数が激減してこのままでは捕鯨ができなくなるから
その資源量の回復を待とうという目的です。
捕鯨を止めるためではなく、
将来にわたって持続的に行なうためです。
その際に「10年後」(つまり今から15年前)に
資源量の見直しをして、
その後のことを決めると約束されました。

> 鯨の捕獲って法律的に認められているのだろうか

資源量を見直すためには調査が必要です。
クジラがどのくらいで成熟するのか
(赤ちゃんを産めて増えていくのか)
クジラがなにを食べて、
クジラの増減と海環境の関係はどうかなど。
可哀想ではありますが、
クジラを捕獲しなければ調査できない項目があり
そのために、毎年「計画書」を作成して、
確率的に必要な量だけを捕獲。
(日本は、捕獲しないで目視での調査も行なっています)
調査を終わった鯨体を「無駄にしないよう」流通させて
その収益を100パーセント、次年度の調査にあてています。
これらは「国際捕鯨取締条約」に
加盟国の権利として認められています。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/whale/jhoyaku.html

さて、「モラトリアム」の「10年後」に
日本は「ミンククジラ」という種は76万頭いると考えられると
10年間の調査結果とともに主張しました。
捕鯨に反対する国は独自調査を行なわずに
十分な議論無しに多数決で
「モラトリアム」状態の続行を決定しました。
70万頭以上いるというのは、
その会議での科学部門でも認められたにも関わらずです。

日本はその結果を覆すために、
その後現在までの「15年間」調査を続け、
野生動物では類のない科学的データを蓄積してきました。
その上で、
絶滅させないよう捕獲量を徹底的に管理しての
捕鯨再開を主張しています。

> 現在も日本の一般市民に食されているのか?

実際には、「食されている」とは言えないと思います。
考えたいのです。
たとえば、25年間、マクドナルドを禁じたら
25年後の若者はマクドナルドを食べたがるでしょうか?
たとえば、クジラを絶滅させない前提で捕鯨を再開し
「商業」として努力した末に業界が廃れるのは仕方ありません。
反捕鯨の立場のなかの強国は牛や豚など畜肉の大輸出国です。

クジラ1頭で牛が60頭分くらいのたんぱく質を得られます。
牛1頭を育てるために必要な穀物の量はいかほどでしょう。
地球規模の環境を考えるとき、たとえば
世界中が努力して、おいしい牛を我慢して
慣れないクジラを食す努力をする。
そんな考え方も成り立つのではないでしょうか。

多くの「一般」には食されていませんが
地域によっては郷土の料理として今も必要とされています。
高たんぱく低カロリーな肉でアレルゲンの少ないクジラは
一部ではありますが
アレルギーの子どもたちや病院食に役立てられています。

夢ではありますが
たとえば世界の貧しい地域に鯨肉を届けられないものか。
戦後の貧しい日本を救ったクジラにもう一度活躍してほしい。
そんなことも思いますが、
現在の国際条約では、それは難しいようです。

以下、ご参考。
http://www.whaling.jp/qa.html
http://www

迷い人, 2007/02/26 12:43 PM

以下、ご参考。
http://www.whaling.jp/qa.html
http://www.icrwhale.org/eng/58BriefingNoteJap.pdf (PDFです)

長々と、申し訳ございません。
もしも不快に感じられましたらお詫びいたします。

knk, 2007/02/27 12:20 PM

RE<迷い人さん

コメントと解説ありがとうございます。これまで知らなかった多くの情報に驚いています。添付いただいた参考リンクはこれからじっくり見ていきたいと思います。

もし英語のサイト、もしくは捕鯨反対国の捕鯨に関するサイトをご存知でしたら教えて下さい。

私は、捕鯨が悪い、とは一概に言えないと思っています。クジラはビジュアル的に平和的で無害なイメージの為、多くの人が捕鯨関していいイメージは持たないと思います。しかし、それぞれの国や環境によっては、クジラは貴重な資源であり、クジラから得るタンパク質などの栄養価は生きる為に必要である場合もあると思うのです。

アメリカにいて思うのですが、アメリカは本当に食に豊な国です。肉類に至っては、数えきれないほどの種類が豊富にあります。牛、豚、鶏、鴨、鹿、羊など。このような国ではクジラは必要ではないかもしれません。

しかし、小さな島国のような場所ではおそらくクジラのような高タンパク質で、栄養価の高い食肉は貴重なものでしょう。

ただ、日本は現在世界3位に豊かな国とされており、食肉としてのクジラがどうしても必要か?研究の為に、クジラを殺すことがどうしても必要か?疑問が残るところです。資源量としてのクジラの研究を行っている詳しい団体名、調査内容など詳細の記載されているサイトがあればぜひ教えて下さい。

また、(日本は、捕獲しないで目視での調査も行なっています)ということでしたが、日本のほかに、捕鯨をし、調査を行っている国を具体的にご存知でしたら教えていただけるとうれしいです。

今回いただいたコメントを私のウェブサイト内にアップしたいと思います。(コメント欄はなかなか見てもらえないので)ご迷惑であればご連絡ください。

コメント本当にありがとうございました。
もう少し研究していこうと思います。

ゴンドウ, 2007/07/26 8:13 AM

>クジラはビジュアル的に平和的で無害なイメージの為

牛や豚は反平和的で有害なイメージですか?豚はペットとして飼われたりもしていますよ。洗脳されないように気をつけた方がいいでしょう。

ところで食料問題の点から言うと、牛肉1キロを生産するのにエサとして穀物は8キロ以上、豚肉だと1キロ生産するのに5キロの穀物が必要です。世界で生産される穀物の3割以上が家畜のエサです。また大量の水も必要とします。(もちろん鯨は穀物を食べませんし、水も飲みません。)

日本や欧米豪などは捨てるほど食べ物がありますが、肉も穀物も充分に食べられない国や地域は今でも世界の大多数です。例えばベトナムのようなそれなりに発展している国でも食料事情は悪いです。今後、中国人やインド人なども豊かな人が増えると予想されますし、現にそうなりつつあります。

彼らが日本人と同じぐらいに肉や穀物を食べることができるのでしょうか?そのためには自然を破壊して、牧草地や農地を作らなければいけないわけです。牧場や農場は自然破壊の結果ですよ。

世界的な異常気象や豪州のような自然破壊の結果の酷い干ばつ等の影響で穀物の生産も先行き不透明です。そして収穫された穀物は家畜のエサとなり、その家畜を先進国民が食べ、それ以外の人々は飢えるのです。穀物がもったいないですよね?

これからの食料問題を乗り切るには、食の多様性を認め、自然の幸を上手く利用することが欠かせません。皆が皆、アメリカや豪州の牛を食べる必要はないのです。鯨を食べる人や犬を食べる人がいてもいいのです。ミンク鯨ように数の多い鯨を捕ることはまったく問題ありません。日本やノルウェーは資源に配慮した捕鯨を主張しています。

「かわいそうだから」「残酷だから」「野蛮だ」などというのは無知と傲慢以外の何ものでもありません。そんなことを本気で言っていると、自分で自分の首を絞めることになるだけです。